雑記~甘さからの脱却~

2015年07月26日

先週の堀居の中三の懇談に続き、今日で私の中二の懇談があらかた終わった。

中二は受け持って約4か月。こんな短期で生徒との信頼関係が築けるはずもなく、まだまだ上っ面を舐めるような話しかできていない。

が、それでもいろいろな問題点も見えてくる。

塾では学校は違う顔で授業に対して積極的に見える子でも、学校では提出物、授業態度に問題があり、一年時に比べ、明らかに試験の結果は上昇しているのに、通知表上では低空飛行の生徒。

クラブや学校でのストレスをいじめという最低な行為で消化してしまい、その結果、クラブを辞める辞めないで悩んでいる生徒・・・

さて、個々の問題に対し痛烈に思うことは、生徒の認識力の甘さと想像力の欠如である。いかにテスト結果を出しても、授業態度、提出物が悪ければ評価を上げられるわけもないことはだれの目に見てもわかること。何のために試験勉強をしているのか理解に苦しむ。そのくせ、高校選択の希望がないわけではない・・・

 

集団競技において、レギュラーを任される者は、サブやそれにもなれない同学年の気持ちもわからなければならない。チーム力がなければ集団競技では勝利には結び付かない・・・こんなこと、論じるまでもなく当然であるのに・・・

 

わかっているはずなのに行動に移せない・・・その都合のよい、甘い認識力に同調はできない。

 

私は本当に弱い人間である。だからこそ、なおさら『強さ』にたいして痛烈に切望し続けている。精神が弱くなる時、それを支えるのは体力である。だからトレーニングを続けている。しかし、その中で出会った多くの人々のさらなる努力を見ると、常に頭が下がり続ける次第である。

 

自分を含め、この都合のよい甘い考えからの脱却を早急に図らねばならないと久しぶりに見た、夜空にきらめく花火を見ながら考えた今日でありました。