相棒
今年の中三担当の堀居のもとで昨日、三期生たる中三生の懇談会が終了した。堀居先生、お疲れでした。
中三の懇談会は、保護者も生徒もこの時期、少しずつではあるが、残り半年に迫っている受験に対してのイメージが出来つつある。しかし、まだまだ生徒は現実感がまだ伴わない。この溝と精神的な甘さを絞める作業は、精神的に塾講を追い詰めていく・・・(この二連休は彼にとってオアシスである)
あれほど一学期の内申をとる重要性を言い聞かせ、保護者とも一体となって指導してきたのに、数名の生徒が学校での授業態度×、提出物△、テスト結果↘・・・結果この時期に成績をだだ下がりさせてきた。
担当の堀居の落胆はいくばかりであろうか・・・
『堀居先生、お疲れでした・・・大変でしたね・・・』
堀居『ふーーーいろいろ問題がありますが、それでもこの学年、特に女子の頑張りは嬉しい』
『○○君や△△君はどうですか・・・』
堀居『うーーーーーん・・・(-_-)/~~~ピシー!ピシー!でもね先生!必ずきっちり着陸させて見せますから・・・』
相棒ながら、堀居の胆のすわり方と行動力には驚かさせられる・・・
それが、やはり卒業生たちから愛され続けている一因であろう。そういえば、昨日も昼間、すでに某大手企業でバリバリのOLがいきなり塾に現れ、堀居先生と楽しそうに昔話をしていた・・・
この三期生も堀居の学年としての色が出てきた・・・
生徒の中には堀居のことをこっそり『私の愛人』と称する少女もいる・・・
さらに口からガラガラのだみ声で『わかった!テ・・・』と声帯に負担をかけ続ける少女もいる・・・
ワンダーランドである・・・
それを率いる堀居には懇談中に昔から保護者からなぜか『栄養ドリンク』が多数寄付される・・・
さすが、わが相棒である。<(_ _)>