合格祝賀会

2016年04月11日

遅ればせながら今春合格者合格祝賀会を催しました。

ほとんど全員が参加。お互い最後に会いたかったのでしょう。

結局集まっても小さな集団で固まってだらだら締まりなく時間を過ごすのは見ていてつまらないので、事前に何かみんなで盛り上げる案を考えてくるように言っておいたのですが。

ほぼ全員案なし。まあそんなもんでしょ。

予想していたので少しだけ手伝って一人ずつ集団の前で発言する時間を持ってもらうと、そこそこ締まった感じにまとまったかと思います。将来の夢や高校生活の目標が一人ひとり聞けて僕には有意義な時間でした。

だらだらせずに2時間できっちり解散。締まりのあるいい集まりだったと言えますかね。

その中で特に僕の心に残ったのは二名の男子。

一人はただ一人、イベント案を考えてきた生徒。時間等の都合で結局することはできませんでしたが、あなたの案は充分興味深いものでしたよ。あなたの企画力、面白いと思う感性はきっとすばらしい。今後も自分の面白いと思うことを信じて行動してください。

もう一人。解散後、みんな退出した部屋で、床に落ちたゴミやお菓子の空き袋を整理していた生徒。正直そういう面があるとは知りませんでした。あなたのその知られざる気遣い。見る人は必ず見ています。あなたは会を盛り上げようと一番頑張っていたのも知っています。自分に実行力があることを今後も忘れないでください。

とはいえ生徒諸君、僕が把握しているあなたたちの性格は、あなたたちのほんの一面にすぎません。かといって、自分では自分の性格を正確に把握することなんてできません。なぜなら、性格とは他者や集団との関係性の中でさまざまに立ち現れるものなのですから。

願わくは、今後あなたたちが自分の優れた面を他者との関係性のなかで発揮できますように。

ではまた会いましょう。