Newest post - date : 2013年12月4日

今頃、安堵・斑鳩南の生徒達は一時間目の最終日のテスト科目が始まるころです。

11月11日から昨日まで、安達・堀居・バラさん・バンさんの四人で頑張ってまいりました。

結果はこれからですが、今はただただ祈るのみです。

 

私の敬愛してやまない幕末の偉人である『吉田樟陰先生』は、処刑直前に書かれた「留魂録」のなかに生き方について、私に大いなる啓示を与えてくれた。

要約すると

人間にもそれに相応しい春夏秋冬があると言えるだろう。十歳にして死ぬものには、その十歳の中に自ずから四季がある。二十歳には自ずから二十歳の四季が、三十歳には自ずから三十歳の四季が、五十、百歳にも自ずから四季がある。

十歳をもって短いというのは、夏蝉を長生の霊木にしようと願うことだ。百歳をもって長いというのは、霊椿を蝉にしようとするような事で、いずれも天寿に達することにはならない。


私は三十歳、四季はすでに備わっており、花を咲かせ、実をつけているはずである。それが単なる籾殻なのか、成熟した栗の実なのかは私の知るところではないもし同志の諸君の中に、私のささやかな真心を憐れみ、それを受け継いでやろうという人がいるなら、それはまかれた種子が絶えずに、穀物が年々実っていくのと同じで、収穫のあった年に恥じないことになるであろう。
 
 
 
先生は人生に四季があり、その一年にも、いやその一日の中にも四季があると言われております。
長く児童生徒を指導することは、時としてただただルーチンワークになっていないか、非常に恐怖する瞬間があります。
現に、この塾を立ち上げて、このような対策の後の文章がほぼ変わらないのではないか・・と自己に問う時です。
が、そのような時に先生の言葉は私を勇気づけます。
少なくとも、人様から『先生』と呼ばれている以上、未来に種を残したい。
 
生徒から毎年のように、いや日々『こんなこと知ってて何になるの・・・?』
こんなことできて役に立つの?』と声が聞こえます。
違うんだよ!中学までの学習はその人の生きていくための肥料にしかならない・・・
だけど、肥料をしっかりいれていない作物は大きくならない。
もちろんその肥料が勉強だけとは限らない。本を読む。スポーツをする、友と語り合う・・・これらすべての日常生活にあります。
しかし、偏った肥料においては作物は大きくは育たない。
 
だから、また私は、今日とは違う明日に、昨日とは違った方法で一歩一歩、生徒にクワを入れ、雑草を刈り、肥料をまこう。
結果が出る。喜びも怒りもある。でもいかなる時も、この牛歩の歩みを止めてはならない。
 
 
この仕事をしている自分しか知らないけれど、今の自分が一番好きです。
6日(金)より再開です。この2日間、今は自分に肥料を入れます。
 
疲れてはいますが、気持ちは今日の青空のようにすがすがしい、朝一番のヒゲだるまです。
 

  
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