雑記~7月最後の日に~
生徒の夏休みが始まり、はや10日あまり過ぎた今日である・・・
この10日間にもいろいろなことがありすぎ退屈しない日々が過ぎ去った。
Gの奇襲を2度にわたってうけた、その際の現中学二年生の女子の逞しさに驚かせられた・・・
なんとGが堀居の授業中、飛んでいたのである・・・
丁度、私は事務仕事をしていて、女子生徒の笑い声で気づいた次第である。笑い声である・・・叫び声ではないのである
これが私の学年の中三生であれば、その瞬間に阿鼻驚嘆の地獄絵図とかし、授業どころではなくなる・・・
なにせ、年はひとつ上であるが虫嫌いが多数在籍し、ほんとに小さいものでも叫び声がこだますのである・・・・
2度目も堀居の授業中であった。
その際、我々が認識するきっかけもある中二生の冷静な『先生、Gいます・・・』の一言である・・・
誤解の無いように書いておくが、男所帯の当塾であるが、日々の授業後の掃除は欠かさず行い、ゴミの処理も完璧である・・・質素ではあるがきれいにはこだわっている。
がGが現れた・・・開講初年度いらい3年ぶりのことである。
翌日にはG絶滅大作戦を堀居と共に行ったが、その時は隅からでてくるGの姿を確認することはなかった・・・
流しGの犯行であることが証明された次第である・・・
まだ本年度は中二の塾生が少ないため、月、水、金の私の空き時間が生まれた・・・寂しい限りであるが、ピンチをチャンスに変えるため中学三年生で数学の苦手なBクラス(生駒~法国志望)の生徒をかたっぱしから呼びつけ補習授業をおこなっている。
小さな塾なのに、やはり通常授業ではフォローできにくかった個人個人の問題点を練習でき、これ不幸中の幸いと続けている・・・
その反動でもあるだろう、中三Aクラス(奈良~生駒志望)の数学に対する取り組みの甘さがどうにもこうにも燗にさわってしまう。
自分自身で沸点が明らかに低くなっていることに気がついた。
昨日、定例の深夜の大掃除後、堀居にその話を聞いてもらった・・・
堀居『昨年の私と同じですよ・・・自分の学年だと気持ちが入りすぎてしまっている。去年もこの時期の中三生はこんな感じで、私も同様な気持ちでしたから・・・』とアドバイスを受けた。
さらに『去年の先生(あだち)ならば、けっしてそんなに思うことはなかったはずですよ』
これを聞いて合点がついた。
私自身の気持ちが入りすぎていて、冷静に生徒を見ていない状態になりかけていたようである。
何年塾講師をしていようが、自分の学年に対する気持ちは押さえきれないものがある・・・
さて、明日から8月である。
ご先祖様には申し訳ないが、今年はお盆返上で生徒と対峙してみようと思っている。
あだちの暑苦しい夏はまだまだ続く・・・