達磨 師走の奈良をお散歩する
結局 左足の肉離れは完治とはほぼ言えない状態で迎えた今日である。
参加・不参加は実は昨日まで悩みに悩んだ(/o\)
が、数年ぶりにテーピングと痛み止めの薬に頼り、いけるとこまでいってみようと・・・
出だしは上々( `ー´)ノ
ここ三週間練習もできない有様であったが それなりに歩を進めることができた。
ただ奈良の散歩は後半がエグイのである。
天理の山を上り下りは体力よりも左足が悲鳴をあげてしまった・・・(>_<)
止まるともう次の一歩が出せなくなりそうなので、とにかく人さまから見れば散歩のスピードであるが、決して止まるまいと進めた。
残り5キロ・・・
もう左足は引きずるしか進めない・・・
ここからの出来事が今日の参加のご褒美となった。
沿道からの大きな声援
たゆまなく沿道の方々から エアサロンパス&コールドスプレーの授受を受けることができた。
この時なぜか晩年の親父殿の口癖が私の口から洩れた
『すべてのことに感謝です』
一人でこのように苦しみながらも前に進むと 多くの人の声援や手助けを受けることができる。
父のあの言葉は本当に苦しい時に見えた 人本来のやさしさの風景に対するものであった。
不細工であるが 実はつぶやきながら
気づけば目から汗がたゆまなく流れてきた・・・
ゴール手前で震える足を引きずりながら進める私に 沿道の観客から
『笑顔でゴールしよ!』と声をかけていただいた。
私も思わず『感謝!』と叫び、ひきつる顔かもしれないが笑顔を作った(*´▽`*)
ゴールし家路にいつもならそのまま帰る私であるが、なぜか今回はそのまましばらく沿道に立ち、これからゴールに向かうランナーに声援を送り続けた・・・
『頑張れ!』
『ナイスラン』
本当に人は”やさしさ”でできているのだと信じてしまう・・・
ここ数年でこのお散歩は心に響く大会であった。
心の栄養は十分に補給した。
明日からは七期生の春に向けて動き続ける。