達磨 師走の奈良をお散歩する

2019年12月08日

結局 左足の肉離れは完治とはほぼ言えない状態で迎えた今日である。

参加・不参加は実は昨日まで悩みに悩んだ(/o\)

が、数年ぶりにテーピングと痛み止めの薬に頼り、いけるとこまでいってみようと・・・

 

出だしは上々( `ー´)ノ

ここ三週間練習もできない有様であったが それなりに歩を進めることができた。

ただ奈良の散歩は後半がエグイのである。

天理の山を上り下りは体力よりも左足が悲鳴をあげてしまった・・・(>_<)

止まるともう次の一歩が出せなくなりそうなので、とにかく人さまから見れば散歩のスピードであるが、決して止まるまいと進めた。

残り5キロ・・・

もう左足は引きずるしか進めない・・・

ここからの出来事が今日の参加のご褒美となった。

沿道からの大きな声援

たゆまなく沿道の方々から エアサロンパス&コールドスプレーの授受を受けることができた。

この時なぜか晩年の親父殿の口癖が私の口から洩れた

すべてのことに感謝です

一人でこのように苦しみながらも前に進むと 多くの人の声援や手助けを受けることができる。
父のあの言葉は本当に苦しい時に見えた 人本来のやさしさの風景に対するものであった。

不細工であるが 実はつぶやきながら

気づけば目から汗がたゆまなく流れてきた・・・

 

ゴール手前で震える足を引きずりながら進める私に 沿道の観客から

『笑顔でゴールしよ!』と声をかけていただいた。

私も思わず『感謝!』と叫び、ひきつる顔かもしれないが笑顔を作った(*´▽`*)

ゴールし家路にいつもならそのまま帰る私であるが、なぜか今回はそのまましばらく沿道に立ち、これからゴールに向かうランナーに声援を送り続けた・・・

『頑張れ!』

『ナイスラン』

本当に人は”やさしさ”でできているのだと信じてしまう・・・

ここ数年でこのお散歩は心に響く大会であった。

 

心の栄養は十分に補給した。

明日からは七期生の春に向けて動き続ける。