中三 達成度テスト

2014年04月15日

先日中三で受動態の達成度テストをしました。採点をして結果を張り出しました。一定点数以下は補習。一人ひとりコメント入りです。

生徒が来ると様々な反応が。「いや~!補習いやや~」、「おれセーフや!」、「なんで・・・結構できたと思ったのにイ」、「お、おまえ補習やんけ!『撃沈』て書かれているやんケケッ、・・・俺も補習やけど。」、「わかっていたさ・・・」聞いているだけで笑えてきます。

学校も始まり、クラブに塾にと忙しい生活の中で、まだ中間テストには間があるこの時期。なんとなく惰性になる生徒も出てきます。そういう時期にこの経験はいいアクセントになります。得点も順位も張り出すのはプライバシーの云々、という意見もあるかもしれませんが、ここは学校ではありません。塾です。自分の今の学力を全体の中で位置づけられるという経験は、主体的に勉強する動機につながります。いずれ彼らは自分の実力を模擬テストなり学校実力テストなりで数字に表された形で思い知らなければなりません。それはある意味残酷な現実となり得るものです。

たかだか一つの単元のまとめテストの結果を正しくうけとめ、主体的に足りない部分を補おうと前向きにとらえられず、心理的にいじけてしまうようなことでは、今後受験までに何度も繰り返される「実力の数値化」に耐えられるはずもありません。また個人表にしたのでは「まあ本気出したらもっと上がるわ・・・」などと「俺はまだ本気出していない病」の生徒の薬になりません。

これからも毎回の授業後小テストに加え、単元終了毎にまとめテストは実施していきます。補習はいやでしょうが、これも来年春に笑うため。あきらめてがんばってもらいましょう。

でも、生徒もどこかで同じ気持ちを感じているのでしょう。結構だめでも明るかったりします。いい傾向です。

その日のうちに間違い直しをして帰宅。金曜日7;00から授業前補習だ!