ジレンマ
2013年07月31日
うちの猫たちは、セミハンターである・・・
例年この時期、外からセミをくわえて家に持って帰ってくる。が、オスのセミを持って帰った日は部屋の中は地獄になる・・・セミさんの方もこれが最後と部屋の中で必死で鳴くので捕まえた猫たちも遠目に眺め、疲れた頃にちょっかいをかけに来る・・・うるさくて仕事にならない!
しかし、彼女たち(黄菜子・香野子)も学習をする・・・
今年の夏はオスセミは連れて帰らない(^^ゞ
メスセミのみを家に持ち帰り遊んでいる、彼女たちもセミの声は苦手らしい・・・
学習とは経験である。
では本題であるが、懇談後 保護者の方々からの声として『勉強の仕方を教えてほしい』との話を承った。
が、これが難問である。
塾とはこの提案に相反するものであることはゆがめられない事実であるからだ。
例えば、定期テスト前、自分の勉強法が確立している子に塾なるものは必要ない!
どうしていいかわからないから塾に来る⇒我々はその対策をおこなう⇒もし結果が出れば我々の信頼度は増す⇒生徒は塾に頼る⇒勉強の仕方は塾頼みになり、自学からは遠のく(+_+)
うーーーん!これは当塾にかかわらず、塾という組織が持つジレンマに他ならない・・・
でも私は他の塾のように、塾にて自習時間なるものを設け、強制的にさせることは拒否したい。
もちろん教室の小ささもあるが、私は教えることで三度の食事にありつけている。自習なる時間を設けることで食事にありつこうとは思わない!そんな時間があるくらいなら、教えたい・・・
高校に入っても自学できる能力を付けさせたい・・・このしごく当たり前の要求に対する答えをいまだ私は手に入れてはいない<(_ _)>
しかし投げ出しているわけではない。
私の人生訓であるが『答えの無いことに突き進んでいく行動にこそ真実なるものは隠されている』
戦い続けてみよう・・・。
↑ セミハンターなる証拠写真である。香野子が木の上にいるセミに対してにらみを利かせておられます・・・(^^ゞ