さあ、5月!中間に向けて
2013年05月07日
テレビではやる言葉はまたたく間に我々の生活のあちこちに広まります。『真似し』・・・時にこの言葉は良い意味には取られず『個性がない』などの行き過ぎた流行を揶揄する時にも使います。が、学習は別物です。学習とはすべて先人の知識を真似ることから始まります。計算一つ、文章題一つとってみても、解法を真似ることです。一学期の学習の大半はその『物真似』を繰り返すことで、その問題が頭の中でパターン化でき、次の一歩を踏み出すことになります。
どの参考書を見てもわかるように、計算問題に対しては、必ず途中式があり、答えを導いております。その式は見直しまで視野に入れて作られておるはずです。しかし生徒の何人かは、計算問題を早く解くことばかりに重きを置き、途中式を飛ばすことによって、見直しもできず、結局精度が落ちてしまっている状態に陥っております。そのような傾向のある生徒は、やさしく言い聞かせても絶対に直しません。だから私は怒ることにしています。叱るのではありません、怒るのです 。
さあ、今日からまた開始です。私はこの数日の休みをとても有意義に過ごせたせいか、今思えば3日間仕事をまったく忘れ過ごすだけで、もう一週間以上休みをとった気になっております。精神も体もリフレッシュしました。今日からまた良い授業を模索する日々を再開します。