遠方より友来たる・・・

2014年07月21日

先週の土曜日、中三のお残りを夜11時で切り上げ、堀居先生と2人でいつもの大掃除・・・
夜とはいえ、机を動かしての大掃除は汗だくになります・・・

そんな深夜・・・『コンチハーー』と巨人族と見間違うほどの大男が玄関口に・・・
よく見れば、N君ではありませんか・・・
彼との付き合いは長く、そして複雑に私の人生に絡みます。前会社に私が入って初めて受け持った卒業生からが始まりです。最初にあったのが彼が小学6年で塾産業の右も左もわからぬ素人同然の私が、彼の学年を率い結局、中一から中三まで受け持ちました。
彼が郡山高校に入学し、その後大学生になってからも、前会社のアルバイト先生として一緒に生徒を教えてまいりました。
あの頃の馬鹿談義をすれば語りつくせないので、また後日に・・・

彼は大学卒業後、企業に入社して一年ばかり経った頃、何と彼はその会社を辞め、一緒の会社に入社してまいりました。
そこで彼は持ち前の明るさとバイタリィティーで瞬く間に教室長まで登りつめます・・・・
その後、塾産業から転じて今では鹿児島に住居を構え、外資系の会社で日々邁進しておる子です。

彼にはやんちゃな息子さんが2人もいて、楽しそうな家庭を築かれておるようです(写真を見たときに、まさしくN君の小学生時代を瓜二つ)。
彼と数十分立ち話をし、彼はまた鹿児島に戻るため帰っていかれました。
その彼に、一つ言えない質問があり、それを言えなかった自分の気弱さを恥じる次第です。

かれに質問したかったことはたった一つ


『もし、家の近所にこの塾があったら、自分の子を私に預けられますか??』




答えが怖くて聞けなかった・・・

そして、そんなことが起こりうる事を信じて、明日からまた動き出そう・・・