期末対策一週目が終わり・・・

2015年11月15日

今日、中三生たちは受験までの位置取りをハッキリさせる指針となる五木の模試を受け、今頃はのんびりくつろいでいる頃でありましょう。期末まで残り2週間となりました。今週は五教科を重点的に制覇する週であります。明日からの一日一日を大事に送ってまいりましょう・・・

 

昨日からどうも私はざわざわとする感じがどうにもおさまらない。フランスで起きたテロ行為・・・。今もあの911における悲劇の写真集をとりだして見ている・・・

少なくとも中学生に社会なるものも教える塾講師であるから、薄っぺらい知識でこの事件を考えてみる。フランスはお国柄、パリをこよなく愛する国民である。第二次大戦においても、ドイツのパリ進行を恐れ降伏までした国である。今日の天声人語によれば。10月のパリは花の都から電飾輝く『光の都』になる。人々は観劇やスポーツ観戦、まして金曜の夜である・・・

社会の教科書にはここ数年『異文化理解』なる言葉が登場してきた。10年以上前には無かった単語である。この単語の重さをひしひしと感じてしまう。犯人に同情する気持ちは微塵もないが、その犯人にも家族がいて、仲間も友もいた・・・もしかして、彼らの中にこの世界を救うきっかけを持つ者がいたかもしれない・・・

人は弱く、小さいものである。さらに私はそれより小さい人間である。でも、考えることからは逃げない・・・

たとえ自分では何も出来ないとしても、彼らの怒りの原因、そして被害を受けた当事者の憎しみからくる負の連鎖を断ち切る手段を・・・

 

小さな畑で自分の食べる分だけ作り、それを料理しうまい酒を合わせる・・・

世界がたゆまなく人々の小さな幸せで満ち満ちていくことは出来ないことなのであろうか・・・

が、これが夢としても、教師が夢を語らず、だれが次の世代に希望を託せるのであろうともかんがえる。

 

 

 

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