ゆく年
さて、特訓が始まり8日目・・・年内の授業が終了しました。
お昼から始まり、夜9時半までぶっとうし・・・ついにはそれでも終わらず30~45分ばかり延長・・・
ある保護者の方から『そんなに長い時間おこなって生徒は理解できているのか ?』との意見も受けました。
保護者から見れば、人間の効率性で考えれば、確かに人間の思考力はそんな長時間には耐えられない・・・。よってこの苦言は正論であります。
しかし、私はこの経験がいずれ勉強においても、いずれ出ていく社会においても、彼らの肥やしになると確信しております。
私ごとですが、今年一番の自信の収穫として、もと肥満体の私でも100㎞を走りきったという事実です。走りきった時、何物にも変えがたい感動と、自分の底力を確認できました。
中学生の諸君にその状況を進んで飛び込む経験はなかなかできないないことはわかっております。
しかし、私はそれに通じる経験を無理やりにでも味わってほしいとおもいます。
この時期、大学入試、高校入試に臨む受験生は、言葉にならないぐらい勉強し、幼い中学生は勉強させられる方が多いでしょう。
当塾に限らず、奈良県のいや全国では、朝から晩まで・・・中には二食分の弁当をもち、学力を研いでおります。
体力・精神力がまだ十分育っていない中学生は当然、最初はアップアップですが、日に日に逞しくなっていくのがはっきりわかります。限界だと生徒本人が勝手に思っているラインを越えることが、塾の講師が望んでいることなのです。
そんなものは、生徒本人が勝手にひいているだけにすぎず、押し込めばいくらでも引き延ばせます。そのチャンスがこの冬です。
もちろんだからと言って、体調を壊すようでは本末転倒ではありますが・・・
生徒に苦しみを与える以上、与える方は万全の状態で受けて立とうと覚悟しております。
そのため、生徒の決して引けを取らない学習量(予習や授業計画)で教壇に立ち、まるで上質な落語を聞いているかのような授業を展開したつもりです。
その点はまずは自分なりに満足のこの8日間でした。
この二期生のすごいところは、底抜けに明るい!とにかく雑草のように力強い・・・
この8日間を終えて、私は十分楽しみ、満足させていただきました。
さて、明日からお正月まではゆっくりオフしてください。受験生だからと言って、家の手伝いや年賀状などをおろそかにはしないでくださいね(●^o^●)
何事も正月二日から・・・宿題をこなし、4日からの後半戦に備えてください。
今年一年、みなさんと頑張れたことが私の幸せであり、誇りです。
来年となればみなさんとの関係も残り最大70日余り・・・
一日一日の出来事が皆さんの未来の少しでも肥やしになれるように、精進します・・・
よいお年をお迎えください・・・<(_ _)>