だるま,旅から戻る

2015年03月17日

今年になって、二期生と会わなかった日(授業しなかった日)がなかったので、千秋楽日の先週木曜日以来、本当に心のエネルギーがカラッケツになりました。

授業がすでにできない(終わってしまった)現実と、明日、水曜日がくることへの期待と不安・・・二期生との別れ・・・いろいろな感情がさざ波のように押し寄せ、私を旅へといざなったしだいであります。

こんな時の旅はやはり、とんとこ鈍行列車がいい。ウィスキーと単行本1冊あれば、電車の音と車窓に流れる景色で十分楽しめる無題

そんな、びっくりするぐらい時間の流れがゆっくりな旅でした。

 

 

この旅の目的地・・・30年ぶりに、ここに戻ってまいりました。吉田松陰先生・・・先生の言葉『春夏秋冬』に魅せられ、初めて訪れた日からずいぶん経ちました。

相も変わらず『松下村塾』は小さく、質素です。本当にびっくりするぐらい・・・

そんな中でも『松陰神社』では偶然、神前結婚式に遭遇し、しばらくその場で見ず知らずの二人の前途を祝福することもできました。

 

小さな塾・・・ここと同じだ・・・無題2

しかし、見てくれではなく、先生の指導を教育と呼んでいいものかは未熟な私にはわかりませんが、ここから、多くの志を持つ若者が育っていった事実を私は私の一つの目標としたい・・・。 

 

そんな風にできるまで、私は日々を精一杯すごし、そのために必要な知識、見聞を広く求めなければならない・・・

 

現実から逃げられるわけではないけれど、つかの間の休日に良い旅ができました。

さあ、再始動です。