節目と連続

2013年03月20日

18日、一昨日は公立高校一般入試の合格発表日でした。

この日だけは前塾で発表を待ちました。

ほとんどの生徒たちが今までの努力が実を結ぶ結果となった中、残念な結果になった生徒もいました。

続々と前塾に集まっては合格の喜びを皆と分かちあって場が沸騰する中、しかしその生徒は友人たちとともにうつむかず前をみて笑顔をうかべていました。

少し二人で話しました。くやしくないはずはないのですが、その生徒は静かに僕の目を見てはっきりとした声で話しました。

きっとそれは、最終的に自分で受験を決めた高校だったからでしょう。実際よく勉強しました。結果はどうあれ正に全力を尽くした人間にしかできない潔さがあったと思います。

中学生でありながら、あなたの誇りある態度を僕は決して忘れません。

そしてまだまだ力の足りない自分を少しでも進歩させようと思います。

どうか新しい生活を歩みだすみなさん、これからの3年間を後悔のない充実した日々にしてください。

高校入試は節目ではありますが私たちの生は連続の中にあるのですから。

 

今日はあだち塾初めての入塾説明会です。

安達にとっても僕にとっても新しい節目の春です。

 

同時に昨日までの日々と連続し、螺旋を描くように上昇することを決意する日でもあります。

堀居