一期生の冬がやってくる
先週の土曜日から特訓週のリハーサルが始まりました。土曜日お昼2時から安達・堀居の満足するまでおこなってみました。
生徒は当然、喜ぶわけないのですが、この様な追い込みをかける必要が中学三年生にはあります・
こちらが本気でやると、生徒はついていくしかないわけで、リハーサル初日は夜8時には終了できました。
16日からは特訓週に入ります。幸い学校の授業もほぼなくなりますので、ここからが勝負です。
当塾は中学二年生に対しては、冬期休暇中の特訓を実施しないため、中三のみを徹底的にたたきあがたいと予定しております。
特に私の数学は、ここからは懇切丁寧な説明をするつもりはありません。与えられた条件から答えというゴールまで、本人が走りきるという闘う姿勢を育てたいと考えております。これは、指導ではありません。本人の鍛錬です。だから特訓と名を打つわけでもあります。
これで先生なのか・・・と自問自答は何度もしましたが、この時期生徒をわかった気にさせることは絶対に得策ではないと塾講をして何年かしたのちに体感しております。だから私は彼らの応援団として白板の前に立ちます。『ここまで自分で考えたのだから、この方針でいこう!』『あなたの考えではこの点が間違っている・・』などしか言うつもりはありません、
今日、私は私の今年度のシーズンの最初の試合に臨みました、多くの沿道からの励ましを受け、今日も泣きそうでした。
特に、35㎞過ぎの上りの山道で、もうフラフラであと少しで、歩いてしまおうかと考えていた時、その坂の頂上から、今日の試合のゲストである、オリンピックメダリストの『有森裕子さん』がその坂の頂上から『登って来なさい!』と叫ばれました。私のまわりはすでに走るのをあきらめ、歩きだしていましたから、この言葉は私に向けてでした。メダリストに叫ばれたら、走るでしょう・・・
どんな顔で走ったかはわかりませんが、きっと泣きそうな顔で上り、ハイタッチで元気もらいました・・・
多くの沿道からの歓声は1/13000の力ではなく、私に勇気をくれました。明日からは私が生徒にその元気を与える所存でございます。本当に沿道からの応援、寒い中半袖で、多くのランナーに元気を与えてくれている『忌野清志郎ぽい人』本当に有難うございました。勇気と元気とをいただきました。来年をお会いできれば幸せです。
本当に今日はいい夢がみれそうです・・・と筋肉痛の足をさすりつつ思うヒゲだるまでございます。(^-^)