板につく

2016年04月19日

硬かった中二の授業の雰囲気も、このところ授業中に笑いもおこるようになり、徐々にほぐれた感じになってきました。
発音練習の際も、最初は蚊の鳴くような声しかでなかったところが、少しはっきりと声が出るようになりました。
ちょっとした雑談に発言して場を和ませる生徒も出てきました。生徒がもっと自分を出してくれるようになることを楽しみにしています。

ところで授業終了時に今春の卒業生が二名挨拶に来ました。先日の合格祝いで集まれなかった生徒たちです。
しばらくしゃべって、それぞれクラブや新生活の喜びがよく伝わってきました。
新しい制服も、彼らはとてもよく似合っていました。まだ入学式から二週間経っていないはずですが、板についた感じに、改めてもう高校生になったんだなあと、感心しました。

高校にしろ、塾にしろ、新しい場所での生活が始まり、新しい日常を過ごしながら少しずつ、あるいは急速に変わっていく。
板についたあともダレてしまわないようにしたいものです。

塾生たちが、あだち塾が板につくとともに、来るたび新しい知識なり興味なりを身につけてダレないように授業をすることが、僕の役目なわけです。