8月21日 

2019年08月21日

昨夜から 思い出すのは一年前の8月21日である・・・

父が母のもとに旅立っていった。

厳格な父であった。

言い換えれば頑固親父であった。

父を奈良の病院に転院させてわずか一月の出来事であった。

 

早朝 父母の眠る地に花を持ちたたずむ・・・

人の命とはいかにはかないものか

小説とは異なり現実とはいかに容赦ないことなのかを思い知る

 

ただ

ただ最近 やっと長年の自問の答えらしいものにたどり着くことができた

『何のために生き続けるの??』

この問いを何度も自分に問いかけては 酒に溺れる日もあった・・・

母も父も一切の延命治療を自らの意志で絶っていた・・・

その二人の強烈な生きざまを前にして・・・私はその答えらしきものをつかむことができた。

 

その答えは実は目の前にあったのである

単純な姿で・・・

 

人(私)とは単純なのである

私は『生きる』ために生き続けるのである・・・

苦しみ・悲しみも喜びも生き続けることで得られる

ただ決して『生』に固執することなく、決して諦めることなく その答えを探し続ける『旅』こそが私が生き続ける目的であると・・・

 

墓前で誓う

歌のセリフであるが

『無けなしの命がひとつ どうせなら使ひ果たそうぜ
かなしみがおおい被さろうと 抱きかかへて行くまでさ

借りものの命がひとつ 厚かましく使ひ込んで返せ
さあ貪れ 笑い飛ばすのさ

誰も通れぬ程(の)狭き道を行け! 』である

 

 

さあ、厚かましく他人様のご子息の前に偉そうに立ち上がり

今日も全力で授業を行おうぜ!

 

 

亡き父母に誓い・・・<(_ _)>