3月9日 ~受験前日の朝に~

2022年03月09日

これほど日常がいとおしく思えるのは 日々流れてくる『戦争』という言葉のせいである

歴史を学ぶ意味も 目的も

なにもかも無意味に思えてしまう この侵略戦争

何もできない自分を再認識し 唇をかみしめる日々・・・

 

ただ、目の前には 明日高校受験を迎える 九期生残り21名がいる

ましてやコロナにおいて 学校 家庭 など感染状態はまだまだ沈静化とはいいがたい

堀居は受験日前に一人も感染者が出ないように 胃を震わせながら細心の注意を日々行っている。

授業と合わせての気配りは並大抵の精神力ではない

私の方は それとは真逆に舵を切ることで 塾内の精神的な均衡を保つようにしている

 

能力の低い私であるが

さすがに 年輪だけは増えてきたので

あまりいい精神状態ではないが それでも最大の下準備と計画をたて

昨日にはそれは完遂できた・・・

明日受験する生徒たちに不安はない。

いろいろな想いが交錯する今だからこそ 自分に託された数少ない事だけでも仕上げ切っていかなければ・・・

 

 

あと数時間で 九期生と最後の授業が始まる

父母からの『生徒を大事にしなさい』・・・の教えを噛み締める

 

私には 私の戦い方がある