秋~一週目の雑談~
二学期が始まると、今までの休みの反動で生徒たちのモチベーションは明らかに下降ぎみとなる・・・
これは中学三年も二年生も同様である。
中学三年生はそれでも受験学年であるので、9月の学校実力テストの結果が返され刺激の多い週であったが、文化祭・体育祭の準備に追われ欠席や遅刻が多い週でもあった。また、水泳部・陸上部は今日、明日と最後の大会のため気持ちはそちらに向いていたことはしょうがないことではある・・・
中学二年はあまりこの言葉を使いたくはないが『中二病』を発病しやすい時である・・・
今週はさすがに病状がひどい生徒が出たため、授業途中で私の堪忍袋が切れる前に
『今日のあなたにこれ以上教えたくはありません!』と伝え、塾から帰した・・・
しかし、この時私自身はいたって冷静で『前の自分なら数発は○○○していたなーーー我ながら爺になった(-_-;)』とすこしセンチな気持ちになっていた。
この生徒も、帰したときにおこなえなかったことは次の授業前に呼んで補った。
日が変わるとその生徒は気持ちが落ち着き、何ら問題なく学習を進めることができた。
この、『待つ』ということができるようになったのも、私自身年取った(経験を積んだ)=爺になったせいでもある。
二期生のJKがやってきて、すこし立ち話をすることがあった。
姿かたちはJKであるが、精神的にはほど遠く、がに股で全力疾走しながら『あだちーーー』と叫ぶ子である・・・
その子に言われたことで結構痛いところをつかれたのは
『あだちーーーー縮んだかーーー😄』の一言である・・・
私も悔しかったのでさんざんその子をいじってやったのだが、実は自分なりに人間的にも縮んだのではないかと思っていたからである。
なにせ、ここ2年間、あれほど通った映画館も、好きであった読書も手付かずになった。
最近ではテレビすら見ない日がある・・・
なにか、人間として成長するものからどんどん離れていってはいないか心配していたのである。
塾の先生は生徒に生き方を語ることはしない・・・
人に語れるほど、大層な人生を送ってきたわけではないから。
が、こちらのあがきを見せるのが商売ではある。本気であがいている、本気で指導している・・・それを感じてくれるからこそ授業に一定の緊張感が生まれる・・・
その指導する立場の者が高みを目指すことを忘れてしまったら・・・授業が輝くことがなくなるではないか・・・
うーーーーん(;´д`)
てなことを考えることができるようになったのも、秋だからであろう・・・
これに関しては、まだ自分なりの答えが出せていない・・・自問自答の日が続く。
ふと黄野子さんと返事のない会話をしていたら
寝てる・・・
・・・秋だな・・・・
今日はこのあたりで・・・・(+_+)