スタートダッシュ
今年の四月は特にスタートダッシュに注意を払って過ごしてきた・・・
結局六期生たる新中学三年生も内申点のシステム上三学期の評価を下げても、一、二学期の評価で総合評価がなされ大きな変動はなかった。
が、それだからこそ彼らの気のゆるみと私たち講師の甘さを戒める必要を切に感じた。
生徒の中には宿題を友達から教えてもらっていることも発覚した。
決して『教える』という行為をとがめているのではない。
その『教える』が単なる答えを伝えることなのか、その答えに導くその道を少しだけ案内するかによって大きく異なるだけである。
教える方も教えられる方も、覚悟をもって行うようにと指導したつもりである。
が私自身塾講師でありながら、しゃべる言葉は書く言葉以上に稚拙であるし、きっと的を射てはいないことが悔しい。
自分の今の能力ではとてもとても・・・
他の個人塾の先生方が書かれておられるブログやツイートを読むと・・・
自分の稚拙さに震えることもある (/o\)
昔から考えて行動しなさいとよく注意された。
が、今はそれも込々でも動かなければ・・・と例年以上の量、質を求めた。
それでも満足できければ補習を繰り返した。
受験学年を預かる姿勢を生徒に示したかったのである。ホント不器用にもほどがある・・・(;´・ω・)
ただ今日から始まる黄金週間を前にして少しだけ高揚感があった・・・。
走り出すその時、何も考えずその時の精一杯で走り切った後の高揚感とよく似ている。
今日の天候、気温、体の重さ、気持ち・・・それぞれ含め『今日は暑そうだ』 『今日は昨日の酒が残って体が重すぎ・・・( ;∀;)』など自分を擁護する気持ちで今日はこれぐらいのペースで・・・なんて考えた日のゴール後の後悔に次ぐ後悔・・・
この気持ちよりは良い四月を送れたことがうれしくなった。
連休が明けると塾では中間テストに対する対策授業が始まる。
受験学年の六期生も、はじめてこの塾で中間テストを向かえる七期生もこの四月の彼らの努力に見合う結果を出してあげたい。
ただ今はすこし休憩休憩・・・
潮騒がやさしく響く今日である。