うれしいこと(“分かり合う”関係)

2014年04月05日

本日の中二の授業。

Aクラスはbe動詞の過去形に突入しました。いいペースです。過去時制全般は一つ一つは理解できても現在形、過去形、一般動詞、be動詞を総合的に出題されると必ずまた混乱します。覚えた不規則変化動詞もすぐ忘れますし。しかしここは英語の中で根幹を成す部分です。未来形に入る前にもう一度総復習を目指します。そのころには中間テストが迫ってきています。学校教科書の文章の先取りも挿入しながら先を急ぎましょう。

Bクラス。単語のテストが安定して合格できるようになってきました。教えている僕としては少しずつ進歩していることが感じられます。実際の問題を確実に解けるようになるまでもう少し。ここは焦りすぎず、しかも停滞せず練習していきましょう。

何よりBクラスの生徒の何名もが、よく「わからん」と質問をしてくれます。よく聞いてみると僕の方が「あ、そういうことでひっかかっていたんだ!」と改めて気付くこともあります。そこで「あなたのひっかかっていることはこういう点で、こう考え直すと理解できないでしょうか」と説明する。生徒は「ああ、なるほど」と納得してくれる。

このとき、僕と生徒は、通常の「教える-教えられる」という一方通行の関係を越えて、僕は「生徒のわからない点を教えられ、生徒の思考を理解する」、生徒は「自分のぼんやりとわからないことを堀居に教え、知識を教えられることで何がわからなかったのかということを明確に理解する」という、いわばお互いに「教える-教える」ことで理解し合うという関係の中にいます。

これは本当にうれしい。わくわくします。なぜならこのときお互いに「わかり」あえているからです。このとき得られた理解とは、いわばお互いで作り上げたものだということです。今の学力なんぞ関係ない。この関係がある集団は必ず伸びます。お互い努力してこの関係を続けていきましょう。

さらにうれしかったこと。先日宿題を忘れ、単語のテストも覚えてこられなかった生徒が、本日は単語のテストは満点合格。さらに授業終了後、「これ、こないだ提出できなかった分です」といって宿題をもってきたこと。

これはうれしい。彼の男気に必ず答えなければと思います。

今日は幸せな日でした。